昨日はSBWSにご参加いただきありがとうございました。 内容目的は、読解力を鍛えるー でした。 13時から開始。最近見た映画や演劇の話を切り口に、台本の構造や、シナリオや小説などの本の違いなどをホワイト―ボードを使って講義。その後、台本の作り方を参加者同士とディスカッションしながら学びました。 それから30分4場構成の新しい台本を皆でゼロから作り上げ、同日夕方過ぎには予め呼んである実際のお客さんを前に「本番」を迎えるというものでした。 そして今度は、 観劇したお客さんに台本の説明を役者が行い、30分後になんとお客さん達が演者となって「本番」を行いました。 その本番を観たお客さんに更に演者となってもらい、三回目の「本番」。 三度目の本番を観た演者には、10分の説明後、更に「本番」を行ってもらいました。 「創った演者」と「観たばかりの演者」の間で必死に台本が伝えられます。「本番」ですからむろん、止まりませんし、音楽も開場から終演まできっかけで掛かります。 緊張感の中、30分の芝居のセリフや感情、何がこの本で伝えたいのかがこの双方でブラッシュアップされていきます。 14時半から本づくりが開始、終了は21時でしたが、ラストのステージは笑いあり涙あり感動ありの見事なものでした。(オーバー抜きで) 口伝で台本がきっちり創られて、伝達されました。演劇って、本当に面白いなと感じました 余談ですが、25年前、「高校演劇なんて恥の上塗りだ」と一人勝手に挫けて失敗した公演にぼやいていたやつが、 http://www.ongakuza-musical.com/ この二人のステージをNHKで観て、演劇から離れることが出来なくなりました。追悼公演とはなりますが、今から心待ちにしています。音楽座で、土居さんに会えるなんて・・・すでに泣いています。